年少組さんの一日
投稿日:2022.10.26
運動会が終わって翌週。
年少組さんが本館前の芝生でお弁当を食べるということでちょっと様子を見にいってきましたよ。
1学期、園外保育の前にピクニックごっこと称して、同じ場所でお弁当を食べた時のことを思い出しました。その時は、幼稚園がスタートしてわずか1ケ月ぐらい。お昼頃になるとおうちの方が恋しくなり、また初めての場所でのお弁当ということもあり、不安そうな表情の子どもたちが多かったように思います。
それが、この日の年少組さんは、食べ終わった子どもたちから木に登ったり(登るといっても低いところなので乗る!という感じですが・・・)お友だちと追いかけっこをしたりとにかく元気いっぱい。お友だちと過ごすことが楽しくて仕方ない様子でいたるところで様々な遊びが見られました。
子どもたちの手にかかるとどんなことでも遊びに変身。赤白帽を深く被って、顔が見えないお友だちがいたので「あれ?誰かな?わからへんわ~(本当は赤白帽に書いてある名前でわかっているんですが)」と言うと、近くにいた数名の子どもたちがすぐにやってきて同じように帽子を深くかぶって「だ~れだ?」「う~んむずかしいなぁ。」というとパッと帽子を脱いで「〇〇でした~」と嬉しそう!
お弁当を食べるときに敷いていたブルーシートをみんなでたたむ時には、年中組のお友だちが運動会でしていたパラバルーンを思い出しバサバサゆらして「パラバルーンみたい♬」担任が「やめて~たためないやん」と言っても、聞こえてないふり!?楽しそうな子どもたちでした。
この日は快晴。そして爽やかで秋らしい日でした。葉っぱが舞って落ちてくるのを見て「風が吹くと葉っぱが落ちてくる!」ということを発見したり、長いたんぽぽを見つけて「こんなに長いたんぽぽあったよ。」きれいな色の落ち葉を見つけて「先生~葉っぱあげる。」その声を聞きつけて「こんな色のあったよ!」「この葉っぱハートの形してる♡」いつのまにか葉っぱの見せあいっこに発展。
また、葉っぱの上にいたてんとう虫を捕まえようとそっと近づきますが、どうやって捕まえたらいいのかわからず、ドキドキしながらおっかなびっくり手を差し出すと、あっという間に飛んでいってしまい「ぼくのてんとう虫、どこ行った?」きょろきょろ探します。どこからか「あっ!てんとう虫」という声が聞こえるとそこへ駆け寄り、また飛んでいくと追いかけて・・・と大騒ぎ。
なかには虫を見つけるのも捕まえるのもとっても上手な虫取り名人のお友だちもいましたよ!
自然に触れて遊ぶことはとても気持ちよくて、心も体も大満足!
運動会の取り組みを通してクラスのお友だちと一緒に頑張る姿に大きな成長を感じましたが、日常の遊びの中にも様々な発見、お友だちとの関わりがいっぱいあります。そしてこういう毎日が幼稚園の子どもたちにとってはとっても大切で、大きな意味があります。子どもたちは毎日毎日成長しています。
マリア様にきれいな葉っぱのお土産です。