劇遊び(年長)
投稿日:2024.01.29
ゆりぐみは今、『ガリバーの冒険~小人の国~』のお話の世界にどっぷりハマっています。
劇で使う道具も少しずつ出来あがり、子どもたちのモチベーションも右肩上がり!
年長組という事もあり、劇作りの中で自分が考えたことを発信したり、アイディアを出し合ったり、、、
担任がリードする劇作りではなく子ども主体の劇作りを目指しています。
そこで、今日はある事についてクラスで話し合いました。
みんなで作っている巨大ガリバー!(まだ途中ですが・・・)
物語と同じように、体をピクピク動かしたい!との要望が!
お話では、寝ているガリバーを小人たちがロープで縛りつけます。ガリバーが目を覚ますと身動きがとれず小人たちがいる異世界な状況に驚く、という子どもたちもお気に入りの場面があります。
それを再現するにはどうすればいいか・・・というのが今回の話し合いの内容でした。
担任「だれかいい考えある?」
と、尋ねると・・・
子ども「んー・・・あ!!電池!電池で動かす!」
担任「だけど先生には電動(電池)は作れないなあ・・手で動かす方法を考える方がいいんじゃない?」
子ども「あ~・・・そうかあ・・・」
ん―――・・・・・と、
束の間の沈黙がありましたが、その後、子どもたちのアイディアは止まりません!
子ども「あっ!じゃあここに穴空けて誰か入れるようにしたらいい!」
子ども「ガリバーの頭の後ろになんか繋げて操作できるようにしたらいい!」などなど・・・
子ども「・・・あ!!なんか糸で動かすのはどう?あやつり人形みたいに!」
子ども「それいいやん。ほんで小人役の人が糸ひっぱって動かせばいいんちゃう?」
と徐々に話が盛り上がっていきました。
ほら、ここに毛糸もあるし・・・
この針も使えるし・・・
と、普段自分たちが使い慣れてる道具を駆使しようと知恵を絞りだす姿も。
最初はみんなの話を聞いていた子どもたちも徐々にガリバーの周りに集まって意見を出す姿が見られ始めました。
毛糸を取り入れたアイディアを伝える姿も。
成功するかどうかは別として、取りあえず一度それをやってみようということで終わりました。
話し合いの後は、今日もガリバーごっこ!
👇気絶しているガリバーたち。微動だにせずになりきっていました。白目をむいてる子も・・・(笑)
👇目を覚ましたガリバーと矢を放つ小人たち。
小人が王様の所にガリバーを運んだ場面。
まだ台本も配役も決まっておらず、場面が変わる毎に、やりたい役のチームに入ってごっこ遊びを進めています。
その中で飛び交う言葉や話の展開も、すべて子どものペースで
ゆりぐみのガリバーの冒険、どうなるのか楽しみと不安が入り混じる担任ですが、
ゆり組らしさが滲み出るガリバーの冒険になればいいなと思います。
この過程を大切に、大切に・・・日々過ごしていきたいと思います。